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【FP3レポート】3番手フェルスタッペン、一時はミディアムタイヤでトップタイム/F1ポルトガルGP

2020年10月24日(土)21:04 pm

F1第12戦ポルトガルGP(アルガルベ)が2日目を迎え、フリー走行3回目が天候は晴れ、路面はドライ、気温18℃、路面温度23℃、湿度51%の中で行われた。

●【FP3結果】F1第12戦ポルトガルGPフリー走行3回目のタイム差、周回数

昨日のフリー走行2回目は、90分間のうち30分は来季用のピレリタイヤテストを実施したため実質60分間だった。しかし、2度の赤旗中断があり、実際には30分ほどしか走る機会がなかったことから、この予選前のフリー走行3回目の60分間でショートランとロングランのデータを多く取りたい。

また、今日からトラックリミットに変更があった。昨日は125周ものラップタイムの取り消しがあったためだ。

昨日は2セッションともバルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを記録したが、このセッションもボッタスがリードした。2番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)はわずか0.026秒差だった。

3番手から5番手まではホンダF1勢が入ってきた。3番手にはボッタスから0.158秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、4番手は昨日マシンから炎を出してしまったピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、5番手はアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)で、ここまでがトップから0.5秒以内となる。

6番手にはアップデートが効果を発揮しているシャルル・ルクレール(フェラーリ)。チームメートのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は11番手だった。7番手はカルロス・サインツ(マクラーレン)、8番手はセルジオ・ペレス(レーシングポイント)、9番手はランド・ノリス(マクラーレン)とここまでがボッタスから1秒以内だった。

10番手はエステバン・オコン(ルノー)。チームメートのダニエル・リカルド(ルノー)はDRSの不具合によりガレージに入っていたこともあり14番手だった。セッションの終わりにコースに出てったものの、赤旗により予選アタックはできなかった。

その赤旗は、セッション終了まで1分というところで出された。ベッテルがコースの大外を走行した際に排水溝のフタが外れてしまい、コース安全上の理由で赤旗が出されたのだ。また、ベッテルのマシンのパーツと思われるデブリがコース上にも落ちているのが確認できた。

■フェルスタッペン、一時はミディアムタイヤでトップタイム

フェルスタッペンは7周を走った中古のミディアムタイヤでトップタイムを刻んだものの、ターン1でトラックリミットを超えていたためタイムは抹消されてしまった。しかしこれは、フェルスタッペンは予選Q2をミディアムタイヤで戦い、ミディアムタイヤでレースをスタートできる速さがあると言える。

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