F1第12戦ポルトガルGP(アルガルベ)のフリー走行2回目で接触したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とランス・ストロール(レーシングポイント)。この接触直後、フェルスタッペンは無線で「こいつは目が見えないのか?」と言い放ち、この事故は審議対象となっていた。また、この接触が原因で2度目の赤旗中断となっている。
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セッション後のインタビューでこの件について触れられると、フェルスタッペンは次のようにコメントした。
「正直、あまり話したくないんだ」
「彼がターンインしてきたからすごく驚いた。僕は彼に近づいていたから、どこに行かなければならなかったのかわからないよ。僕はアタックラップを始めたところで、彼はちょうどアタックラップを終えたところだった・・・FP2なのに、不必要な接触で残念だよ。」
ストロールが接触を避けるために下がるべきだったかと聞かれると「彼は下がれたかな?永遠と議論をしなければならない議論はバカげているよ」と答えた。
一方のストロールは、ストレートを走行中に「ステアリングのダッシュを見ながらスイッチの変更に集中」していて忙しく、その後はコーナーに集中していて「すぐそばにフェルスタッペンがいるとは思わなかった」という。「彼は僕が2回目のアタックに入るなんて思っていなかったんだろうね、残念だよ。」
両名は金曜日の夜にスチュワードに呼び出されたが、結果的にお咎め無しとなった。「両名は事故を回避できたが、お互いに誤解した結果だったと同意」したことで、ミーティング後は全てがクリアになり、わだかまりも消えたという。
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