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【FP1レポート】レッドブル・ホンダのフェルスタッペンはハードタイヤで3番手/F1ポルトガルGP

2020年10月23日(金)21:25 pm

F1第12戦ポルトガルGP(アルガルベ)が初日を迎え、まずはバルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを刻んだ。それに続いたのはミハエル・シューマッハのF1史上最多勝利に並んだルイス・ハミルトン(メルセデス)、そしてマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続いた。

●【FP1結果】F1第12戦ポルトガルGPフリー走行1回目のタイム差、周回数

90分のセッションで残り20分になったあたりでミディアムタイヤに交換したメルセデス勢が一気にタイムアップを果たし、ハミルトンがハードタイムで記録していた1分19.526秒を大きく上回る1分18.410秒をボッタスが3セクターともファステストで記録。最終的にハミルトンに0.339秒差のトップタイムだった。

新しく舗装された路面でスピンしたフェルスタッペンはハードタイヤで走り続け、3番手でセッションを終えている。チームメートのアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)は5番手。

レッドブル・ホンダに挟まれた4番手にはトップタイムから0.899秒遅れでシャルル・ルクレール(フェラーリ)が入った。ルクレールはスピンをしたものの、フェラーリはSF1000にアップグレード第3弾を投入して効果が出てきているようだ。しかしチームメートのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は11番手だった。両ドライバーともハードタイヤで走行していた。

6番手に入ったのはミディアムタイヤでタイムを出したカルロス・サインツ(マクラーレン)。サインツはこのセッションで最多の42周を走行した。そこから0.5秒遅れてセルジオ・ペレス(レーシングポイント)が7番手に入った。

8番手にはF1最多出場記録を更新したばかりのキミ・ライコネン(アルファロメオ)。9番手はダニエル・リカルド(ルノー)、10番手はピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)だった。そのガスリーは終盤にメカニカルトラブルが発生してしまった。

■ドライバー変更を発表したハース

昨日、来季は両ドライバーを代えると発表したハースは、ケビン・マグヌッセン(ハース)が14番手、ロマン・グロージャン(ハース)は17番手だった。2021年のハースのドライバーとしては、速くて、お金の持っているドライバーを中心に絞り込まれ、セルジオ・ペレス、そしてフェラーリの育成ドライバーが乗る可能性が高いと予想されている。グロージャンはすでに先週、フォーミュラEのマヒンドラでシミュレーターに乗っていたようだ。マグヌッセンはアメリカへと活動拠点を移す可能性があるようだ。

15番手には新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示し、10日間の自己隔離をして戻ってきたランス・ストロール(レーシングポイント)が入った。“スーパーサブ”のニコ・ヒュルケンベルグは万が一に備えてチームに帯同しているが、このセッションはコースサイドからF1マシンを眺めることになった。

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