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レッドブル首脳がルノー新CEOと会談

2020年10月12日(月)18:18 pm

レッドブル首脳たちが2020年F1第11戦アイフェルGPが開催されたニュルブルクリンクでルノーの新CEOと会っていたことが明らかとなった。

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2021年シーズンを最後にホンダがF1活動から手を引くこととなり、レッドブルでは2022年以降に搭載するエンジンをできるだけ早期に決定しなくてはならない状況となっている。

レッドブルの選択肢はメルセデス、フェラーリ、ルノーのいずれかからカスタマーエンジンを購入するか、あるいはイギリスにあるホンダのF1エンジンファクトリーを買い取って自分たちで独自にエンジンを製造するしかない状況だ。

だが、メルセデスとフェラーリがレッドブルにエンジンを供給する可能性はほぼゼロだと考えられており、現在のメーカーの中ではルノーしか選択肢がないと考えられている。

しかし、レッドブルとかつて長年にわたってそのエンジンパートナーを務めていたルノーは2018年に決別した際にはかなり関係が悪化していたことが知られており、再び両者がコンビを組むのは難しいのではないかとの見方もある。

こうした中、アイフェルGP決勝が行われた11日の朝、レッドブルのモーターホームにおいてレッドブルのクリスチャン・ホーナー(チーム代表)、ヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)がルノーF1マネジングディレクターのシリル・アビテブールとともに今年7月にルノーの新CEOに就任したルカ・デ・メオと会って話をしたことが明らかとなったものだ。

このことについて質問を受けたホーナーは次のように語った。

「現時点では2022年のエンジンが決まっていないわけだから、可能性のある全ての選択肢を研究する必要があるのは明らかだと思っているよ」

しかし、アビテブールは今回の面談に関してはそれほど大きな意味を持つものではなかったと次のように語っている。

「今回の会合は中立的なものだったと言っていいだろうね」

「彼らにとってはお互いに顔合わせをすることが重要だったんだ。ルカ・デ・メオがグループを率いるようになったのはかなり最近のことだからね。現在、彼(デ・メオ)はパドックにいる大勢の人たちと会談しているところだよ」

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