2021年にF1復帰するフェルナンド・アロンソが、来週ルノーの最新型F1マシンでテスト走行を行うことになるようだ。
アロンソの母国スペインのテレビ局『Movistar(モビスター)』が報じたところによれば、宣伝用映像撮影を目的とする“フィルミング・デー”と呼ばれるルールを利用してアロンソが13日(火)にバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで2020年型ルノーF1マシンのステアリングを握ることになるという。
さらに、アロンソはその後ルノーの2年落ちのマシンを使って半日のテストを行う計画もしているという。
アロンソはそのテストに備えるため、6日(火)にはフランスのエンストンにあるルノーのファクトリーでシミュレーターに取り組んだとも伝えられている。
2018年シーズンまでマクラーレンで戦っていたアロンソだが、2019年から今年にかけてはWEC(世界耐久選手権)やインディ500、ダカール・ラリーなどに挑戦する日々を送っていた。
そして、2021年はかつて2005年と2006年にF1チャンピオンとなった古巣ルノーからF1復帰することになっている。そのルノーは2021年からアルピーヌとチーム名を変えることになっており、アロンソと共に心機一転し、新たなシーズンを迎えることになる。