2020年FIA F2第10戦ロシア(ソチ)のレース2が開催されたが、7周時点で赤旗が出されたことによりレースは中断、5周終了時点の結果でレースは終了することになった。F2初優勝を果たしたのは周冠宇(ユニ・ヴィルトゥオーシ)、2位は母国GPのニキータ・マゼピン(ハイテックGP)、3位はミック・シューマッハ(プレマ)だった。
日本勢は、ホンダ育成ドライバーの角田裕毅(カーリン)が6位、佐藤万璃音(トライデント)は15位だった。角田は7周時点では4位にポジションを上げていたが、正式結果では5周終了時点の順位となった。
クラッシュは7周目のターン3で起こった。ジャック・エイトケン(カンポス)とルカ・ギオット(ハイテックGP)が横並びのまま長い左のターン3へ入っていったが、2台は接触してアウト側のテックプロバリアに激しくクラッシュ。2人は自力で降りてきたが、バリアに埋まっていたギオットのマシンが激しく炎上した。
バリアの損傷が大きく、修復を試みていたが、F1のレース開始時刻への影響も出てしまうことから、21周のレースは5周終了時点の結果で終えることになった。規定周回数75%を満たしていないためポイントは半減となるが、周冠宇は中国人ドライバーとしてF2初優勝を成し遂げた。
■F2ロシアGPレース2動画
RED FLAG (LAP 7/21)
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The marshals are on the scene...
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