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【予選レポート】フェルスタッペンが予選2番手!Q2でベッテルがクラッシュ!ハミルトンはQ2落ちの危機/F1ロシアGP

2020年09月27日(日)0:48 am

F1第10戦ロシアGP(27日決勝レース、ソチ)予選が行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が自身96回目のポールポジションを獲得した。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)だった。

【予選結果】2020年F1第10戦ロシアGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

■予選Q2でドラマ

予選Q2でドラマが起こった。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の大きなクラッシュにより赤旗が出され、残り2分15秒で時計が止まった。ハミルトンはこの時点で、トラックリミット違反によりタイムを抹消されておりノータイム。まさにミディアムタイヤを履いてタイムアタックをしている最中だったが、赤旗が出されたことでそのラップはカウントされないため、Q2ノックアウトの危機に瀕することとなった。

その後、セッションが再開されコースインすると、ソフトタイヤを履いたハミルトンは目の前のライバル達を次々と追い抜きながらセッション終了の約1秒前にギリギリでラインを通過し、4番手タイムでQ3へ進出を果たした。

■予選Q3でフェルスタッペンが2番手

そしてQ3でハミルトンは1回目のアタックで1分31秒391の新トラックレコードを叩き出し、2回目のアタックでは1分31秒304まで更新して、ソチで自身2度目となるポールポジションを獲得した。Q1はトップタイムだったボッタスは予選3番手に甘んじることとなった。

予選2番手のフェルスタッペンは、そのボッタスのトゥ(後ろについて空気抵抗を減らす走行)にうまく入れたこともあり、メルセデスの間に割って入りフロントローを確保した。

4番手はアップデートのされないマシンで奮闘しているセルジオ・ペレス(レーシングポイント)。来季シート確保のためにもF1界に力を証明したいところだ。5番手はダニエル・リカルド(ルノー)で、ソチでの自身最高グリッドを確保した。

ホンダF1勢は、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が9番手。10番手につけたのはアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)で、ハミルトンから1.704秒、フェルスタッペンから1.141秒離されてしまった。母国GPのダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)は12番手だった。

■レースのポイント

明日のレースのポイントのひとつは、スタートタイヤだろう。ハミルトンはQ2での混乱の中でソフトタイヤでタイムを残したため、同タイヤでのスタートとなる。トップ10では2番手フェルスタッペンと3番手ボッタスだけがミディアムタイヤでのスタートとなり、この戦略的アドバンテージを得た2人のレース展開が面白くしてくれそうだ。

●【ハイライト動画:予選】レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが2番手!/F1ロシアGP

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