F1第9戦トスカーナGP(13日決勝レース、ムジェロ・サーキット)決勝レースはいきなり2度の多重クラッシュが発生し、2度のセーフティカー導入、6台がリタイア、赤旗中断の大混乱となっている。
●【決勝レース結果】2020年F1第9戦トスカーナGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■1度目のセーフティカー導入
Verstappen got a slow start and radioed to the team that he had no power
He then got caught up in a midfield tangle before ploughing into the gravel at Turn 2 #TuscanGP #F1 pic.twitter.com/v89iNL2S2D
— Formula 1 (@F1) September 13, 2020
まずスタートでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が大きく遅れた。無線で「ノーパワー!!!」と悔しそうに叫びながら、一瞬にして中団グループに飲み込まれていった。
そして1コーナーを抜けた後に中団グループで多重クラッシュが発生した。前戦F1初優勝のピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)は狭いコースの中央を走っている中、左右に挟まれ逃げ場がなくなり、キミ・ライコネン(アルファロメオ)とロマン・グロージャン(ハース)に接触してコースアウト。フェルスタッペンは後ろから追突されてしまった。ここでホンダF1の2台がリタイア。1回目のセーフティカーが入った。
■2度目のセーフティカー導入
LAP 6/59
The Safety Car goes in but immediately there's a big shunt at the back of the field#TuscanGP #F1 pic.twitter.com/wt5hvIrVJd
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その後、ホームストレートの直前になってセーフティカーのランプが消え、先頭のバルテリ・ボッタス(メルセデス)含めホームストレート上でタイヤを温めるため激しくウェイビングをする。この時点で各車の間隔はかなり近い状態だ。
先頭グループはそのまま加速していったが、スタートラインに到達する前の後方でクラッシュが発生。ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、カルロス・サインツ(マクラーレン)が多重クラッシュし、すぐにセーフティカーが導入された。原因は、スタートライン前の加速するタイミングの駆け引きだ。
これで赤旗中断となった。レースは日本時間22時55分からスタンディングスタートで再開となる。
SAINZ: “By the time I saw everything it was too late - it was a big crash. The main thing is that we are all ok"#TuscanGP #F1 pic.twitter.com/7MsXZh74Uo
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A long view and a close-up of the crash that's brought the remaining drivers back into the pits
It's the first time that we've had a Red Flag in consecutive races since 2011 - Monaco followed by Canada#TuscanGP #F1 pic.twitter.com/Z2QT1k1ckE
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