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「ベッテルだったら今季のレーシングポイントですでに勝利していただろう」とゲルハルト・ベルガー

2020年09月11日(金)17:23 pm

元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーが、来季からアストンマーティンのワークスチームとしてF1を戦うことになるレーシングポイントがセルジオ・ペレスの代わりにセバスチャン・ベッテルを起用することにしたのは正しい判断だと語った。

今季限りでフェラーリのシートを失うことが明らかとなっていたベッテルの去就に関してはレーシングポイント移籍やF1引退を含めていくつかのうわさがささやかれていた。

そのベッテルはついに来季はアストンマーティンで走ることを10日(木)に正式発表している。

かつてマクラーレンやフェラーリで活躍した61歳のベルガーは、2021年からイギリスの有名な自動車メーカーであるアストンマーティンのワークスチームとなるレーシングポイントがベッテルを獲得出来たのは非常にいいことだと考えている。

「アストンマーティンは自動車の世界ではビッグネームのひとつだ。だが、これ(ベッテルとの契約)も見事な戦略だよ」

「ローレンス・ストロールやトト・ヴォルフ(メルセデスF1チームCEO/アストンマーティン共同オーナーの1人)、そしてこれに関係しているそのほかの人たちにはおめでとうと言うよ。セバスチャンの技量を過小評価してはならないし、彼らはそれによってアドバンテージを得られるだろう」

『f1-insider.com』にそう語ったベルガーは次のように付け加えた。

「このチームは今季、結果が示している以上に優れていると私は確信している。ベッテルだったらすでに1勝はあげていただろうね」

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