レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンが、自分に関する批判を気にするつもりはないと主張した。
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今季ここまでのところチームメートのマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスになかなかついて行くことができていないアルボンに関してトップF1チームのドライバーにはふさわしくないのではないかとの批判的な声が聞かれるようになっている。
そして、最近では現F1チャンピオンのルイス・ハミルトンが、メルセデスでは自分とチームメートのバルテリ・ボッタスが常に上位に位置しているのに対し、レッドブルの弱点はフェルスタッペンしかその位置にいないことだと語ったことが報じられた。
そのハミルトンのコメントに関して質問されたイギリス生まれのタイ人ドライバーであるアルボンは次のように答えた。
「当然だけど、僕は言い訳をするためにここにいるわけじゃないよ。だけど、少なくともスパ(第7戦ベルギーGP)は悪い週末ではなかった」
「僕はルイスの言うことを聞く耳は持っていないよ。だけど、ファクトリーとここ(レース現場)でのハードワークが違いを生むことになるのは分かっているよ」
メディアが批判的な記事を報じ、ファンもSNSに批判的な書き込みをしているという事実があるが、これらにはどう対応しているのかと尋ねられるとアルボンは次のように答えた。
「簡単さ。何も目にしないことさ」
「スマホを投げ出すんだ」
「結局のところ、何かを変えられるのは自分しかいないわけだからね」
「もちろん、そういうコメントがあるのは確かだ。だけど、実際に走るのは僕なんだ」
そう語った24歳のアルボンは次のように付け加えた。
「いろんな意見があるのは知っているし、それはそれでかまわないよ。だけど僕はそういうことに集中しているわけじゃないんだ」