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F1第9戦トスカーナGPを開催するムジェロも観客動員を計画

2020年08月28日(金)18:48 pm

2020年のF1第9戦として予定されているトスカーナGPの舞台となるムジェロ・サーキットも観客を入れてレースを開催する計画を進めていることが明らかとなった。

新型コロナウイルスの影響により大幅にスケジュールの見直しを余儀なくされた2020年のF1だが、ここまでに全17戦が盛り込まれた修正版カレンダーが発表されている。

ここまでのところは新型コロナウイルス感染予防対策としてすべて無観客レースとして開催されている今年のF1だが、第10戦ロシアGP(9月27日決勝)、第12戦ポルトガルGP(10月25日決勝)、第13戦エミリア・ロマーニャGP(11月1日決勝)が観客を入れることを計画していることが明らかとなっていた。

そしてこのほど伝えられたところによれば、9月11日から13日にかけてイタリア国内での2レース目となるトスカーナGPが予定されているムジェロ・サーキットもトスカーナ州当局に対し1日あたり1000人から6000人の観客をサーキットに入れることを許可するよう求めているようだ。

イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』によれば、フェラーリが所有するムジェロ・サーキットはすでに詳細な新型コロナウイルス対策計画書類を当局に提出しており、もう間もなく決定が下されるだろうという。

一方、F1オーナーのリバティ・メディアは、新型コロナウイルス対策により無観客でのレース開催に合意したサーキットのうち今週末に第7戦ベルギーGP(30日決勝)が開催されるスパ・フランコルシャンと次戦第8戦イタリアGP(9月6日決勝)の開催地であるモンツァ・サーキットに対し、現在の契約を自動的に1年延長することを認めたことが明らかとなっている。

F1ベルギーGPのプロモーターを務めるバネッサ・マースは地元のテレビ局『RTBF』に次のように語った。

「2020年は空白の年だと言わざるを得ません」

「交渉において、私たちは契約にもう1年追加することができました。これにより私たちは2021年と2022年にF1を開催することが保証されました」

来週末にイタリアGP開催を控えたモンツァのレースプロモーターであるイタリア自動車クラブ会長のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニも『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』に次のように語った。

「(モンツァのF1契約は)もう1年加えられ、2025年まで続くことになる」

「観客が現場にいないとは言え、F1のような重要なイベントを開催することは我々が望む回復の証明であり、我々が及び腰になってはならないというデモンストレーションでもある。我々は直面するこの信じがたい状況に対応しなくてはならないんだ」

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