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「実は2つの問題があったんだ」突然電源が落ちたフェラーリのルクレール/F1スペインGP

2020年08月17日(月)11:16 am

F1第6戦スペインGPで9版グリッドからスタートしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、突然異常が発生していなければ6位でフィニッシュできたと語った。

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ルクレールは、36周目のターン14と15のシケインで突然スピン。10番手のランド・ノリス(マクラーレン)のすぐ後ろを走行しており、数周前にソフトタイヤからミディアムタイヤに換えたばかりだった。

リプレイ映像によると、マシンがコーナーの途中でスイッチが切れているように見える。フェラーリは後に電気系のトラブルとした。ルクレールはマシンを再スタートさせたものの、2周後にピットに戻った。

「実は、2つの問題があったんだ」とルクレールは明かした。

■1つ目の問題

「エンジンがオフになったんだ。実際にはエンジンだけでなく車全体のスイッチがオフになって、リヤホイールが完全にロックされたんだ。何が起こったのかわからないし、チームはまだ何が起こったのかわかっていない。調査する必要があるね」

■2つ目の問題

「僕は問題が起こった後、エンジンをスタートさせようとしたけど、スタートできなかったんだ。だからシートベルトを外して降りる準備をしたんだ。だけど、チームから最後にもう一度試してみるように頼まれたんだけど、最後に再びうまく動いたんだ。それから僕はシートベルトを外していたから止めなければならなかったんだ」

ルクレールはチームラジオで、ベルトなしでも気にならなかったと伝えたものの、ブレーキをかけると身体が前にスライドしていた認め「シートベルトなしでドライブしていたら不満を抱くのは間違いないね」と述べた。

「ほんとに正直に言うけど、レースはそれほど悪くはなかったんだ。6位か7位あたりでフィニッシュするチャンスがあったんだ。ソフトタイヤの最後はかなり速くて、その後ミディアムタイヤに交換してからはトラフィックに引っかかったけど、ワンストップを計画していて、問題が発生するまではかなりうまくいってたと思うよ」

ルクレールはノーポイントに終わったもののドライバーズチャンピオンシップで4位をキープ。わずか5ポイント差でランス・ストロール(レーシングポイント)とアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が近づいている。

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