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【FP2レポート】レッドブル・ホンダのフェルスタッペン、タイム差大きい3番手/F1スペインGP

2020年08月15日(土)0:18 am

F1第6戦スペインGP(2020年8月14日(金)から2020年8月16日(日)決勝)がバルセロナ・カタルーニャサーキットで初日を迎え、フリー走行2回目が行われた。

●【FP2結果】F1第6戦スペインGPフリー走行2回目のタイム差、周回数

天候は晴れ、気温30℃、路面温度47℃、湿度51%のドライコンディションだ。

このセッションでは各車ロングランを試しているため、ハードタイヤとミディアムタイヤでの走行となった。ハードタイヤとミディアムタイヤのタイム差が大きいため、各チームはデータを収集し、ライバルチームのタイムも分析した上で、どのセッティングで行くのかを決めていく重要なセッションになる。

また、このセッションは決勝レースと同じ時間帯のため、暑い気温と路面温度を実際に試し、タイヤがどれほど持つのかを見極めなければならない。

アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)は3基目のMGU-H、ターボチャージャーを投入したと発表された。現在カレンダーが発表されているのは13戦のため、本来なら3基目以降はペナルティの対象だが、FIA(国際自動車連盟)は「今季は3基の使用を許可する」と発表。未発表を含めて15戦以上を行う前提ということのようだ。

気温はどんどん上昇し、路面温度50℃を超えた。モニター上でも陽炎がゆらゆらと立ち上る。タイヤをどう持たせるのか大きな課題だろう。

マクラーレンはオーバーヒートに苦しんでいるが、ホームレースを迎えているカルロス・サインツ(マクラーレン)はシャシーを交換。しかしそれがどれほど効果があるのかは不明だ。

ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)は「氷の上を走っているみたいだよ!」と訴えた。ハードタイヤのグリップに不満のようだ。

画面ではコース上に砂利が出ているのが確認された。どうやらバルテリ・ボッタス(メルセデス)がコースアウトして戻った際に砂利が撒かれたようだ。これにチームメイトのルイス・ハミルトン(メルセデス)が「タイヤをチェックして。たくさんの石の上を走ったから」と伝え、スローラップでピットへ戻った。

残り10分を切った頃、ロマン・グロージャン(ハース)が「パワーを失った」とピットイン。フェラーリPUに問題が発生したようだ。グロージャンは5番手タイムで好調なだけに、今夜中に調査して解決したいところだ

90分のセッションが終了。トップタイムはルイス・ハミルトン(メルセデス)、2番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手は再びマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。しかし、トップのハミルトンとフェルスタッペンとのタイム差は0.821秒と大きい。

レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは13番手。アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは10番手、ダニール・クビアトは15番手だった。

明日のフリー走行3回目は、19時からスタートする。

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