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うわさが渦巻くベッテルとペレス はたしてその結末は?

2020年08月14日(金)18:41 pm

今週末には今季のF1第6戦スペインGP(16日決勝)が開催されるが、舞台となるバルセロナ-カタルーニャ・サーキットのパドックを中心にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とセルジオ・ペレス(レーシングポイント)に関するうわさが一層強くささやかれるようになっている。

●【タイムスケジュール】F1第6戦スペインGP

ペレスは新型コロナウイルス感染が明らかとなったことからシルバーストンで行われた第4戦イギリスGPと第5戦70周年記念GP欠場を余儀なくされたが、その時点では来季アストンマーティンと名称を変えるレーシングポイントのシートを今季限りで失い、代わりにベッテルがそのシートに収まることになるだろうとうわさされていた。

だが、新型コロナウイルス検査で陰性となりバルセロナでレースに復帰することが決まったペレスは、そうしたうわさは真実ではないと次のように主張している。

「チームが僕に言っているのは、これからも頑張り続けろということだよ。僕の地位はかなり確実なように見えるし、うわさが消えるのも時間の問題だと思うよ」

一方、すでにレーシングポイントと契約を結んだとさえ報じられていたベッテルに関しては、最近になって今シーズン終了を待たずしてフェラーリを解雇されるのではないかとさえ報じられるようになっている。

イタリアのメディアの中にはすでにそのベッテルの後任として今季途中からフェラーリで走ることになるドライバーの予想さえ始めているところもあり、そこにはペレス、ニコ・ヒュルケンベルグ、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)などの名前に加え、2018年までベッテルのチームメートを務めていたキミ・ライコネン(アルファロメオ)が復帰するのではないかと予想しているところもある。

元F1ドライバーであるJ.J.レートは、こうしたうわさに関して笑いながら母国フィンランドの『Iltalehti(イルタレティ)』に次のように語っている。

「間違ったことでもこれだけ書いていけば最終的にはどれかが正解にたどり着くだろうね」

また、今シーズンの途中でフェラーリのシートを失うかもしれないと言われているベッテルも、そうしたことは考えられないとしている。

「僕は知らないし、そんなことはないと思うよ。そんなことは考えたこともないし、話をしたこともない」

そう語ったベッテルは次のように付け加えている。

「もちろん、現時点では穏やかで順調な航海にはなっていない。どちらかと言えば荒海だね。だけど、いろんなことが落ち着きさえすればいいチャンスも生まれると思うし、そうすれば僕はそれをうまく利用していくよ」

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