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【レッドブル】チーム代表が技術部門再編の必要性を否定

2020年08月13日(木)17:12 pm

レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、現在の技術部門を再編する予定などないと主張した。

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今季ここまでのレースを見る限り、純粋なF1マシンのパフォーマンスに関しては今年もメルセデスとレッドブル・ホンダの間には大きな差があるのは確かだ。

今季歴代最年少F1チャンピオン記録更新に挑戦しているマックス・フェルスタッペンもすでにそのチャンスは小さいと考えているようだ。

フェルスタッペンはイタリアの『Mediaset(メディアセット)』に次のように語っている。

「僕はおとぎ話を語るつもりはないよ」

「メルセデスとタイトル争いをするのは難しいだろうね」

だが、F1関係者の中には2020年のレッドブル・ホンダの最大の弱点はホンダエンジンではなく、レッドブルが製造するシャシーの方にあると考えている者も多いようだ。

実際のところ、天才F1マシン設計者との定評があるエイドリアン・ニューウェイ(レッドブル/最高技術責任者)はもはやその全盛期を過ぎてしまったのではないかとコメントしている者もいる。

こうした状況を受け、レッドブルには技術部門の再編が必要なのではないかと質問されたホーナーはドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように答えた。

「我々はチームとして共に取り組んでいる」

「変化を目的とした変更などしないよ。我々のエンジニアリングチームには、そしてチームのいたるところにも素晴らしい強みがある」

「だから、ノーだ。我々は毎年チーム力を高めているが、安定性が常に我々の強みのひとつだったんだ」

一方、ホーナーは今年のレッドブル・ホンダF1マシンであるRB16はトップスピードが足りないのも事実だと認めている。

しかし、ホーナーは今年のホンダエンジンは「恐らく全体の中で2番目にパワフルなエンジンだろう」と語り、ルノーエンジンよりも優れていると思うかと尋ねられると「そう思っている」と答えている。

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