2020年F1第5戦70周年記念GP(シルバーストーン・サーキット、2020年8月8日)予選を終え、ホンダF1が次のように振り返った。
●【予選結果】F1第5戦70周年記念GP予選Q1-Q2-Q3のタイム
■ホンダF1:予選レポート
前週に引き続き、シルバーストーン・サーキットで開催されている第5戦、F1 70周年記念GPの予選が行われました。
Hondaパワーユニット勢は力強い走りを見せ、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが4番手、アレクサンダー・アルボンが9番手。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが7番手となり、4台中3台がQ3進出を果たしました。
■Q1:クビアト、フロアへダメージ
Q1では、アルボンが3番手、フェルスタッペンが4番手、ガスリーが5番手と、3台そろって上位へ進出。
スクーデリア・アルファタウリのダニール・クビアトは、最終アタック中にターン14のチャペルでわずかにふくらみ、そこでフロアへのダメージを認識します。その後のストウ(ターン15)ではコースオフを喫し、これがコース外走行(トラックリミット規定違反)と判定され、このラップのタイムが取り消されました。この結果、クビアトは16番手となり、ここでグリッドが確定しました。
■Q2:フェルスタッペン、ハードタイヤでQ2突破
Q2で上位10台に入り、Q3へ進出すると、ここでベストタイムをマークしたタイヤで決勝レースをスタートしなければなりません。このレギュレーションを考慮し、フェルスタッペンはハードタイヤを選択。見事にQ2突破を決め、上位10台の中では唯一のハードタイヤスタートを決めました。
■Q3:悩ましいタイヤ選択
アルボン、ガスリーも進出したQ3では、レッドブル・レーシングの2台が最初のアタックでミディアムタイヤを装着し、最終アタックでソフトタイヤを使用。ガスリーは両アタックともにソフトタイヤで臨みました。
3名とも最終アタックで自己ベストタイムをマークし、フェルスタッペンが4番手、ガスリーが7番手、アルボンが9番手で予選を終えています。
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