2020年F1第5戦70周年記念GP(シルバーストーン・サーキット、2020年8月7日〜9日)が初日を終え、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように語った。
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■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「先週末に、ここシルバーストーンでレースを行っているため、今日はそのデータからPUのセッティングをさらに最適化し、初日のセッションに臨みました。
事前の予報通り、30℃近くまで外気温が上昇した中でも、PUとして大きな問題もなくプログラムを消化することができました。この暑さは日曜まで継続しそうな予報が出ているので、予選とレースに向けて有益なデータを取ることができたと考えています。ここからさらなる最適化に向け、分析を続けていきます。
なお、このラウンドから、シーズンを通してのPU使用戦略を考慮したうえで、アストンマーティン・レッドブル・レーシングの2台に2基目のPUを投入しています。今後は1基目のPUと併用しながらレースを戦うことになります。
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台も同様の考え方ですが、ガスリーはすでにハンガリーで2基目を投入していること、クビアトは先日のレースでのクラッシュの影響を今日の走行で確認する目的により、今回は2基目の投入は行っていません」
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