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【F1イギリスGP】ペレスがコロナ陽性で10日間出場できず･･･“2番目に速い”車で代役を務めるのは？

F1イギリスGP直前の木曜日に実施された新型コロナウイルスの検査で、セルジオ・ペレス（レーシングポイント）が陽性となり、F1イギリスGPに出場できなくなったとF1.comが伝えた。陽性反応はF1ドライバーで初めてとなる。

●【タイムスケジュール】F1第4戦イギリスGPでペレスの代役は間に合うのか？

■ペレスは元気だが10日間の自己隔離

“2番目に速い”マシンを手にしているペレスにとっては非常に辛いところだが、レーシングポイントの公式リリースによると、幸いなことに「ペレスは健康で元気」ということで、帰国せずに「イギリス公衆衛生当局のガイドラインに基づいて10日間の自己隔離」に入っているという。これは翌週に控えているF1 70周年記念GPにも出場できないことを意味し、2戦連続の欠場となる見込みだ。

■代役候補は3人？

速いマシンを手に入れて勢いに乗るレーシングポイントだが、ペレスの代役を早急に探さなくてはならなくなった。レーシングポイントはメルセデスとの契約により、リザーブドライバーであるストフェル・バンドーン、またはエステバン・グティエレスと契約することができる。

しかし、2019年限りでシートを失っているニコ・ヒュルケンベルグが復帰する可能性も出てきた。ヒュルケンベルグは昨年までF1で走っていたということ、そしてレーシングポイントの前身フォース・インディアに在籍していた経験がある。

FIAのレースディレクターであるマイケル・マシは、「FIAはこのような状況での変更を承認する」としている。