トルコ政府が今年9年ぶりにイスタンブールでF1を開催することになるかもしれないと認めた。
新型コロナウイルスの世界的大流行により大幅にレースカレンダーの見直しを迫られたF1だが、現時点では13戦が盛り込まれた修正版カレンダーが発表されている。
F1では2020年中に最大18レースの開催を実現したいとしているが、すでにアメリカ大陸で開催されるはずだったカナダGP、アメリカGP、メキシコGP、ブラジルGPはキャンセルとなることが確定しており、これ以外の地域で少なくともあと5レースを実施しなくてはならないことになる。
しかし、これまでのうわさによれば、シーズン終盤には中東のバーレーン、アブダビでのレースが開催されるのはほぼ確実なものの中国でのレース実現は難しいと考えられているようだ。
そうした中、2005年から2011年までF1トルコGPを開催した実績を持つイスタンブール・パークで今年F1が開催される可能性が浮上してきている。
トルコ政府はこのほど「トルコ共和国大統領の支援のもと、インスタンブール・パーク・レース・サーキットを2020年のF1カレンダーに含めるための取り組みが継続されている」と発表。
起伏が多く、ドライバーにも人気の高いテクニカル・サーキットとして知られるイスタンブール・パークでのレースが復活すれば今年のF1カレンダーに新たな魅力が加えられることになるのは確かだろう。