1997年のF1チャンピオンであるジャック・ビルヌーブが、レッドブルは来季マックス・フェルスタッペンとセバスチャン・ベッテルというドライバーラインアップにすべきだと主張した。
ベッテルに関しては最近2021年にアストンマーティンと名前を変えるレーシングポイントに移籍する可能性が高いと報じられている。
だが、その一方で古巣レッドブルに復帰するチャンスもあきらめていないと考えられている。
そうした中、ビルヌーブはレッドブルの最高技術責任者であるエイドリアン・ニューウェイが設計するF1マシンは運転するのが難しく、そういうマシンはアレクサンダー・アルボンよりもベッテルの方がうまく操ることができるはずだという持論を展開している。
「エイドリアン・ニューウェイは常に限界ギリギリのクルマを造るんだ」
『Sky Italia(スカイ・イタリア)』にそう語った49歳のビルヌーブは次のように続けた。
「マックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンの違いを見ればはっきりとそれが分かるよ」
「ベッテルは以前ニューウェイのクルマをうまく扱えることを示した。だから、彼ならフェルスタッペンにとって完璧なチームメートになるだろう」
「そうすれば、レッドブルも限界までドライブできる2人のドライバーを持つことになる」
だが、レッドブル首脳の中でもベッテルとの契約に否定的だと言われているヘルムート・マルコは、アルボンも決して悪いドライバーではないと先週末のF1ハンガリーGPを振り返りながら次のように語っている。
「彼はレースではよかったし、何度もオーバーテイクを見せた」
「彼に対する批判はフェアではないよ」