ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)はハンガリーGP予選でQ2へ進出したが、さまざまな感情を抱いていた。
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まずは、ウィリアムズが2台そろって2018年以来初めてQ2に進出し、ラッセルは12番手タイムを記録し、ガレージは湧き上がった。
もう一方で、ラッセルの同郷のアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)がショッキングな13番手でQ2落ちを喫し、親しい友人でもありライバルでもあるアルボンを擁護した。
メルセデスが「最大の脅威」としていたレッドブル・ホンダだが、マックス・フェルスタッペンは予選7番手にとどまり、1年前のポールタイムよりも遅いタイムを記録。アルボンは13番手と、レッドブルにとって非常に残念な一日となった。
ラッセルは前戦を4位で終えたアルボンがQ2落ちとなるのを見て驚いたという。
「僕とアレックス(アルボン)は15年前に出会い、彼と同じパドックで過ごしてきた。彼は最高のドライバーの1人であることを僕たち全員が知っているよ」とラッセルは熱く語った。
「マックス(フェルスタッペン)、チャールズ(ルクレール)、僕たち全員がそう言うだろう。彼はこれまで常に最前線で戦ってきたから、一体彼に何が起こっているのかわからないよ」
「彼がバカに見えるように仕立てられているけど、彼は絶対にそんなことはないから僕は本当に気分が悪いよ。彼はすべてで勝利してきたから、僕は何が起こっているのかわからないけど、彼らは彼のために整理する必要があるよ」
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