元F1とインディカーのドライバーで、現在はパラスポーツのハンドサイクルで金メダルを獲得するなど活躍するアレックス・ザナルディ。彼は去る6月、母国イタリアのレースで事故に遭い頭部と顔に重傷を負った結果、シエナの病院で約一ヶ月のあいだ人工的な昏睡状態に置かれている。
同院で集中治療を担当するサビーノ・スコレッタ医師は伊『ガゼッタ・デッロ・スポルト(La Gazzetta dello Sport)』紙に答え、ザナルディは医療チームにより「麻酔を減らす」段階に移行したと語った。
病院は、「人工的に意識レベルを制御した後は、患者(ザナルディ)の経過観察に数日を要する」との声明を出している。
同じ発表でザナルディの容態は「神経学的に厳しい状態に変わりはなく、予後は引き続き秘匿事項」とのことだ。