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「ピンクのメルセデス」に異議のルノー、裁定はいつ??

2020年07月19日(日)16:04 pm

「ピンク色したメルセデス」と揶揄(やゆ)されるレーシングポイントの今季型マシン。その適法性に疑いありとみてルノーはF1第3戦シュタイアーマルクGP終了後、FIA(国際自動車連盟)に対し、正式に異議を申し立てた。だが裁定は、今週末の第4戦ハンガリーGPで下りそうにない。

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メルセデスのマシンに似ているとして取り分けルノーが疑問視しているのは、レーシングポイントに使われているブレーキの構成部品だ。

この問題についてスペインのアルベルト・ファブレガ記者は、8月初旬に英シルバーストーンで行われる二連戦まで結論は出ない模様だと伝えている。

また独『スカイ・ドイチェランド(Sky Deutschland)』によるとFIAは、メルセデスとレーシングポイント両チームの部品を比較するため、メルセデスから文書の到着を待っているところだという。

父ローレンスが所有するレーシングポイントのドライバー、ランス・ストロールは、チームの正当性を地元モントリオールの『ル・ジュルナル・ド・モンレアル(Le Journal de Montreal)』紙に、次のように主張する。

「僕らのマシンが適法なのは、あらゆる要素が証明している」

「シーズン序盤からこんな問題に巻き込まれるなんて残念だよ。でもアンドリュー・グリーン(レーシングポイントの技術責任者)とチームは、このマシンの設計と製造ですばらしい仕事をした。それを誰かに奪わせるわけにはいかない」

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