F1第3戦ハンガリーGPが2020年7月17日(金)から2020年7月12日(日)まで、ハンガリーの首都ブダペスト郊外にあるハンガロリンク(1周4.381Km)で行われる。
F1ハンガリーGPを前に、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)は次のように述べた。
■ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
「オーストリアでの2連戦をまとめると、開幕戦は『7位入賞できていい結果を得られたレース』、一方で第2戦は『Q3に進出して7位というすばらしい予選の後、レースは残念な結果に。スタート直後に接触でダメージを負い、いつものペースで走行できなかったレース。ダニ(クビアト)が入賞てきたのはよかったが、自分自身ももっといいレースができると期待していた』という感じかな」
新フロントウイングでパフォーマンスが改善
「全体的には2戦を終えてポジティブな感触を得ているけど、常にトップ10圏内でレースを終えるためにはもっと改善すべき点が多くあるね。シーズンのスタートとしては悪くないし、2戦を終えて改善の兆しも見えている。第2戦では新型のフロントウイングを投入し、パフォーマンスが改善した。ここからは正しい方向に向けて改善を継続していく必要がある。チームの開発プログラムを考慮すると、この先数週間は中団で戦っていく上で徐々にパフォーマンスを上げていけると思っているよ」
ファンやメディアの姿がなく活気がない
「このような特殊な状況をパドックで過ごすことについてはとても特別な経験だと思っている。
人が少ないので呼び止められることなく移動がスムーズということもあるけど、なによりファンやメディアの姿がなく活気がないというのが通常との1番大きな違いだね。
ドライバーにとってパドックに人が少ないということは、自由時間が多く、レース向けて体を休められるということなので悪くない部分もある。
いずれにせよ、人が少ないことにより雰囲気がいつもと異なるのは間違いないね」
お気に入りのトラック
「ハンガリーのレースについては予選が重要とよく言われる。ある意味正しいと思うけど、それでもモナコとは違うのでオーバーテイクが可能な場所があるんだ。その部分を除けば僕のお気に入りのトラックだし、ここでレースするのが大好きさ。
いいリズムを感じながら走ることができるから、僕にとってはシーズンのハイライトの一つだ。曲がりくねったレイアウトでストレートも少なく、セッティング面ではオーストリアからは大きく変わるけど、おそらく僕らのマシンとは相性がいいのではと思っているよ」