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ケビン・マグヌッセン「自分の将来はハースF1が握っている」

2020年07月13日(月)19:45 pm

ケビン・マグヌッセン(ハース)が、自分のF1キャリアが近いうちに終わりを迎えることになるのではないかと気をもんだりはしていないと主張した。

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2014年にマクラーレンでF1デビューを飾ったデンマーク出身ドライバーのマグヌッセンだが、翌2015年にはマクラーレン・ホンダがフェルナンド・アロンソを獲得したことでシートを喪失。2016年にはワークスチームとしての活動を再開したルノーのドライバーを務めるも1年で関係を終了させ、2017年にハースF1に移籍したという経緯がある。

マグヌッセンが加入した2017年にはコンストラクターズランキング8位だったハースだが、翌2018年には5位にまで浮上。だが、続く2019年にはランキング9位にまで下がってしまった。

そして、2020年もここまで2レースを終えた時点でまだ1ポイントも取ることができていない。

ハースで4年目のシーズンを迎えている27歳のマグヌッセンだが、そうした状況を気にしても仕方がないと母国デンマークの『BT』紙に次のように語った。

「気にしていると言うつもりはないよ」

「だけど、F1には絶対に確実なことなどないことも分かっている」

「僕も歳を重ねたし、物事をあるがままに受け入れた方がいいと考えられるところにまで来ているしね」

F1チームの中では最も予算が小さいと考えられているハースだが、新型コロナウイルスによる財政的苦境を迎えたことですでに2020年型F1マシンの開発はストップすることを決めている。

そして、オーナーのジーン・ハースが今年いっぱいでF1からの撤退を決断する可能性すらあると考えられている。

「ジーンは今週末のレース(ハンガリーGP/19日決勝)に姿を見せることになっているんだ」

そう明かしたマグヌッセンは次のように付け加えた。

「彼とは冬のテスト以来会っていないし、彼が今後に関して何か話をするのかどうか確かめないとね」

マグヌッセンとハースの間で結ばれている契約は2020年までとなっているが、2021年の契約オプションをチーム側が持っている。つまり、マグヌッセンは今のところほかのチームと交渉することもできない状況に置かれているわけだ。

「現時点では、僕には何をする権利もないんだ。僕の将来はチームの手の内にあるのさ」

「僕としてはハースに留まりたいと思っている。4年間も僕の家だったわけだし、僕にとっても居心地がいいところだからね」

マグヌッセンはそう語ると次のように締めくくった。

「正直に言って、2021年に向けて大きく変わることになるとしたら僕は驚いてしまうだろうね」

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