2020年F1でロシアGPが、観客を入れて行う最初のレースになりそうだ。
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新型コロナウイルスで大きく予定が狂った今季F1カレンダーに10日(金)、イタリアのムジェロ(9月13日)と、その2週間後にロシアのソチでの1戦が加わった。
これについてF1 CEO(最高経営責任者)チェイス・キャリーは、次のように話す。「両イベントでF1ファンの気持ちは一気に上がるだろう。今後数週間のうちに、さらなる発表で次々とレースがカレンダーに加わるだろう」
現在カレンダーに載っているのは10戦だが、いずれイモラ(イタリア)、ポルティマオ(ポルトガル)、ホッケンハイム(ドイツ)が追加される見通しだ。
ドイツ『アウト・モトール・ウント・シュポルト(Auto Motor und Sport)』によると、いずれも期日はまだ未定だ。F1では、今シーズンの目標は変わらず15~18戦に設定していて、最終的にはハノイ(ベトナム)、バーレーン、アブダビもカレンダーに載る模様。
「良い感じじゃないか」と言うのは、ハースチームのボス、ギュンター・シュタイナーだ。「このまま積極的にレース予定を積み重ねれば、F1は安泰だ」
ロシアのドミトリー・チェルニシェンコ副首相は、ロシアGPで観客を入れる可能性があると次のように明かす。
「ロシアの1戦では、チームとともに観客を受け入れる用意がある」
これに加えて同レースのプロモーター、アレクセイ・ティトフは、次のように認める。「観客を安全に迎えるべく、われわれは注意深く準備を進めている」
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