メルセデスに乗るルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは、2021年シーズンに向けて新たに契約を結ぶ公算が大きいようだ。
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セバスチャン・ベッテルが加入するのではといった憶測もあったが、チームの親会社ダイムラーCEO(最高経営責任者)オラ・ケレニウスが先週オーストリアで「われわれは引き続き二人(ハミルトンとボッタス)との関係を継続する」と断言。
これまでボッタスの扱いを巡っては、チームを放出され、ジョージ・ラッセル(現ウィリアムズ)が加入するのではとの見方もあった。
しかしどうやらラッセルは、2021年もウィリアムズに残りそうだ。
「僕は来季もウィリアムズと契約を結んでいる。最終的に将来の行方は、クレア(ウィリアムズ)次第だね」とラッセルはオーストリアで語っていた。
身の置き所が不透明だった昨シーズン、それが走りに影響したと認めるボッタスにとっては朗報だ。
昨年より早い段階で契約にサインできそうかとオーストリアで問われたボッタスは、次のように述べた。「今季はかつてない異常な状況だけに以前と比較にならないが、ほんとうにそう願っている」
「近いうちに契約の話題が幕引きを迎え、もう考えなくても済むようになってほしいよ」
現F1世界チャンピオンのハミルトンにとっても、2021年に向け最良の選択肢はもちろんメルセデスだ。彼も、新契約の話が口をついて出る。
「おそらくこれが、彼ら(メルセデス)と最後の契約になることだろう」とドイツのテレビ局『RTL』に語るハミルトン。
「仮にそうなら、すべての事柄について熟考に熟考を重ねたい」
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