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【予選レポート】別次元!ハミルトンが1.2秒差でポール獲得!フェルスタッペン2番手、サインツ3番手/F1第2戦シュタイアーマルクGP

2020年07月12日(日)0:40 am

F1第2戦シュタイアーマルクGPが2日目を迎え、予選が行われた。

●【予選結果】F1第2戦シュタイアーマルクGPのQ1-Q2-Q3タイム結果

■Q1、ピンク・メルセデス苦戦

大雨のためフリー走行3回目は中止。予選Q1も46分遅れてスタートした。

走行するたびにレコードラインの水もはけていき、タイヤも温まって、タイムアップしていく。

しかし、ドライコンディションで速かったピンク・メルセデスのレーシングポイントのタイムが伸びず、Q1ノックアウトラインにいる。

残り3分を切ったところでアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がスピン。リアからウォールに軽く接触し、一部破損したがコースに復帰。しかし何かのパーツがコース上で飛んで、コース脇にマシンを止めた。セッション終了を待たずに赤旗になった。

Q1ノックアウトは、以下の5名。
16 キミ・ライコネン(アルファロメオ)
17 セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
18 ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
19 アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
20 ロマン・グロージャン(ハース)

ペレスはマシンがガレージに入ってもコクピットから降りず、厳しい表情で悔しさを滲ませていた。

■Q2、フェラーリ厳しい戦い

15分間のQ2が始まると各ドライバー、続々とコースインしてタイムアタックをする。

Q2ノックアウトラインにはシャルル・ルクレール(フェラーリ)がいる。10番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と、開幕戦に続きここでもフェラーリは厳しい戦いだ。一発の速さが足りていないのは明らかだ。

ホンダ勢はダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)がノックアウトになったものの、3台がQ3へ進出した。

Q2ノックアウトは、以下の5名となった。
11 シャルル・ルクレール(フェラーリ)
12 ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
13 ランス・ストロール(レーシングポイント)
14 ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
15 ケビン・マグヌッセン(ハース)

■Q3、フェルスタッペン2番手

Q3開始4分前の時点で、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がピットレーン出口に並んでいる。少しでも有利な状況で早いうちにタイムを出したいのだろう。フェルスタッペンはレッドブルの地元でなんとしてもポールポジション獲得を狙いたい。

続々とタイムアップしていく中、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録。追う展開になったフェルスタッペンは前のドライバーの水煙で「前が見えない」と無線で訴えている。

フェルスタッペンは渾身のラストアタックでセクタータイムを更新していたが、最終コーナーで他車を抜いた際に縁石に乗り過ぎてスピン。残念ながらタイムアップならず予選2番手だった。

3番手にはカルロス・サインツ(マクラーレン)が飛び込んできた。名門マクラーレンの速さは本物のようだ。ただし、6番手のランド・ノリス(マクラーレン)は3グリッド降格ペナルティが決定しているため9番手スタートとなる予定だ。

ハミルトンはフェルスタッペンに1.2秒差をつけ、雨でも別次元の速さを見せつけた。

ホンダF1勢は3台がトップ10からのスタートとなる。

Q3は、以下の結果となった。
1 ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
3 カルロス・サインツ(マクラーレン)
4 バルテリ・ボッタス(メルセデス)
5 エステバン・オコン(ルノー)
6 ランド・ノリス(マクラーレン)
7 アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
8 ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
9 ダニエル・リカルド(ルノー)
10 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

明日のF1第2戦シュタイアーマルクGP決勝レースは日本時間22時10分にスタートする。

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