F1は10日(金)に2020年のF1カレンダー修正版を更新。これまでに発表されていた8レースに加え、新たに第9戦と第10戦のスケジュールを明らかにした。
それによれば、うわさされていたように9月13日(日)にムジェロ・サーキットで第9戦決勝が行われることとなり、6日(日)にレースが行われるモンツァに続きイタリア国内で2レースが連続開催されることになる。
さらに、1週おいて27日(日)にはソチ・オートドロームで第10戦ロシアGPが開催されることが確定している。
これで2020年のF1は第10戦までのスケジュールが確定したわけだが、F1では最終的には15戦ほどの実施を目指していると言われている。
うわさによれば、最終戦のアブダビGPの開催実現はほぼ確実であり、その前に本来第2戦としてカレンダーに載っていたバーレーンGPが開催される可能性が高いと言われている。
しかし、最近まで今シーズン終盤に組み込まれる可能性が高いと言われていた中国GPの開催実現は暗礁に乗り上げてしまったようだ。
上海インターナショナル・サーキットで開催予定だった中国GPだが、このほど中国政府が2020年中の国際的スポーツイベントを原則禁止とすることを発表したことで、開催は難しくなったと考えられている。
だが、今年F1初開催を予定していたベトナムGPはまだ開催実現に向けた活動を継続しているようだ。
ハノイ市人民委員会会長のグエン・ドク・チョンは「11月末までにはレースを行うことができると期待している」と開催に意欲を示している。
一方、モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで開催されているカナダGPの開催実現は困難かもしれない。
モントリオールの地元紙『Le Journal de Montreal(ジュルナル・ド・モントレアル)』は、今年はポルトガルのアルガルヴェ・サーキットがカナダGPの代わりに修正版F1カレンダーに載ることになりそうだとのうわさがあると報じている。