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【F1オーストリアGP】ハミルトンは政治に気を取られすぎ?メルセデスはブラック・アロー誕生に奔走

2020年07月05日(日)20:46 pm

2019年を含め、6度のF1世界タイトルを保持する王者ルイス・ハミルトン(メルセデス)。同チームを束ねるトト・ヴォルフは否定するものの、ハミルトンは政治に気を取られて本来の仕事が疎かになってはいないだろうか。

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特にこの数週間、彼はBLM(Black Lives Matter)をスローガンとする政治運動にたいそう熱心だ。

■ブラック・アロー誕生に尽力

ヴォルフによると、本来銀色をカラーと決めているメルセデス・ワークスのマシンを黒色に塗り変えようとする動きを後押ししたほどだ。

「ルイスから電話がかかってきたんだ。とてもBLMを大事に思っていると言うんだよ」とヴォルフ。「『何かわれわれにできることは?』と聞いたら、『マシンを黒に塗ってくれ』と言うじゃないか」

「マシンの塗装担当をはじめ、ダイムラー(チームの親会社)取締役会、全スポンサーにお伺いを立てたさ。そしてルイスに『黒塗りのマシンにする』と折り返したわけだ」

■レース以外に気を取られすぎ?

そんな折、レッドブルのヘルムート・マルコ博士が発したコメントにハミルトンが咬みついた。そうした政治行動は、ハミルトンがレース以外に気を取られている証拠ではないかとマルコは示唆したらしいのだ。

ヴォルフによるとマルコの発言は不正確で、いずれにしろハミルトンは集中力を切らせていないと次のようにオーストリア『エステルライヒ(Osterreich)』紙に語った。

「過去にルイスは、香港、ニューヨーク、ロンドンとファッションショーを掛け持ちした。人々はわれわれに言ったよ、『どうしてそんなことが許されるのか』と。ところがどうだ、その答えの代わりにルイスは、直後のレースで驚くべき予選ラップタイムを叩き出して見せたのだ」

「彼は、持てる資質を制御する能力に、とてつもなく長けている。だから、何も心配していない」とヴォルフ。「マシンに乗り込んだ瞬間、彼の頭にはレースのことしかないさ」

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