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メルセデスF1エンジン責任者にアストンマーティン移籍のうわさ

2020年06月26日(金)19:14 pm

メルセデスF1チームのエンジン開発責任者であるアンディ・コーウェルが6月いっぱいでマネジングディレクターという役職を離れることが先週報じられた。

メルセデスによれば、コーウェルはその後もコンサルタント的な形で2021年初旬まではチームに関わり続けることになるという。

コーウェルはメルセデスが出したリリースの中で次のように語っている。

「自分の役職を離れ、新たなエンジニアリング・ビジネスにチャレンジするには今が好機なんだ」

フェラーリがコーウェルを引き抜いたのではないかとのうわさもあるが、ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』によれば、フェラーリはそれを否定したという。

「コーウェルにとって、キャリアアップする次のステップは、実際のところ自動車メーカーの取締役というポジションしかないだろう」と『Auto Bild(アウト・ビルト)』は付け加えている。

『Auto Bild(アウト・ビルト)』が示唆したように、51歳のコーウェルに関してはアストンマーティンに移籍するのではないかとのうわさもささやかれている。

レーシングポイントのオーナーであるローレンス・ストロールによって買収されたイギリスの高級自動車会社メーカーとして知られるアストンマーティンだが、メルセデスF1チームのCEOを務めるトト・ヴォルフも個人的に株主となっている。

さらに、メルセデスのスポーツカー部門であるAMGのCEOであるトビアス・ムアスが8月1日付けでアストンマーティンの新CEOに就任することも決まっているほか、メルセデスの親会社であるダイムラーもアストンマーティンの株式5%を保有している。

こうしたことから、コーウェルがアストンマーティンの重役として迎えられる可能性も十分にあると見ていいかもしれない。

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