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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン「すべてのレースで勝ちにいく」

2020年06月16日(火)16:55 pm

最近元F1ドライバーのジャン・アレジが所有していたフェラーリF40を売却したことが明らかとなった。これはF2に参戦している息子ジュリアーノを支援するための資金作りのためだと伝えられている。

しかし、その一方でフェラーリの最新型スポーツカーを購入することにした現役F1ドライバーもいるようだ。

イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』が報じたところによれば、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがこのほどフェラーリの2シータ-モデルである『モンツァSP2』をオーダーしたという。同紙によれば、価格は160万ユーロ(約1億9500万円)だそうだ。

しかし、フェラーリ製スポーツカーのオーナーになるとは言え、フェルスタッペンの目標は7月から始動する2020年のF1でフェラーリやメルセデスに打ち勝つことだ。

「すべてのレースで優勝を狙って戦うつもりだよ」

ドイツのテレビ局『RTL』にそう語った22歳のフェルスタッペンは次のように続けた。

「チームの全員がタイトル獲得を目指しているんだ」

「かなり忙しいカレンダーになりそうだけど、すごく長かった休みを終えて(レースが)スタートするのを楽しみにしているところさ。夏休みはもういらないよ」

2020年のF1がスタートするのはオーストリアのレッドブルリンクであり、もちろんレッドブルにとってはホームレースということになる。

現在発表されている修正版2020年カレンダーではヨーロッパで8戦が行われることになっているが、それらはすべて無観客レースとなる予定だ。

しかし、フェルスタッペンはそのことが自分のタイトルを狙うという気持ちに影響を及ぼすことはないと次のように主張している。

「結局のところ、レースに勝つことが目標なんだ」

伝えられるところによれば、フェルスタッペンとチームメートのアレクサンダー・アルボンはF1シーズン開幕に向けた肩慣らしとして来週イタリアのイモラ・サーキットでトロロッソの2年落ちF1マシンでテストを行うことになるようだ。

一方、フェルスタッペンはF1引退の可能性すら示唆されているセバスチャン・ベッテルに関して、2021年もF1グリッドにその姿があることを期待していると次のように語っている。

「もはや彼がそこにいないということになれば残念なことだよ」

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