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ジャン・トッドFIA会長の任期が特別措置で1年延長との報道

2020年05月19日(火)19:12 pm

現在FIA(国際自動車連盟)の会長職にあるジャン・トッドの任期が特例として1年延長されることになりそうだと報じられている。

現在F1統括団体でもあるFIAの会長を務めている74歳のトッドはすでに連続3期目を迎えており、2021年に満期を迎えた時点で会長職を退くことになると考えられていた。現在の規定では連続で会長を務めることができるのは3期が限度とされているためだ。

つまり、本来であれば2021年には次期会長選挙が行われ、選挙で選ばれた新会長にトッドがその職務を引き継ぐことになるわけだ。

だが、最近イタリアの『Automoto(オートモト)』が報じたところによれば、現在新型コロナウイルスのパンデミックより世界中が極めて異例な状況に置かれていることもあり、FIAでは特例としてトッドの会長任期を12か月延長することを検討しているという。そして、トッド自身もその要請があった場合にはそれに応える用意があると示唆したとされている。

『Automoto(オートモト)』はさらに、もしもトッドの任期が1年延長された場合、その後継者として最も有望なのは現在フォーミュラEの会長を務めているアレハンドロ・アガグだろうと次のように報じている。

「彼(アガグ)のフォーミュラEでの職務、メーカーらとの関係、そして各国政府と直接交渉を行ってきたということは(FIA会長として)理想的な特性をすべて持っていることになる」

「我々に必要なのは、自動車の世界で何が変化したのかを理解するためにまた12か月様子を見ることだ」

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