フェラーリは14日(木)、2021年にカルロス・サインツ(現マクラーレン)が加入し、シャルル・ルクレールのチームメートとなることを正式に発表した。
伝えられるところによれば、フェラーリとサインツの契約は2021年から2年間となるようだ。現在25歳のカルロスと同20歳のルクレールのコンビは、近年のフェラーリでは最も若いペアということになる。
そして、マクラーレンもすでにサインツの後任として現在ルノーに所属しているダニエル・リカルドと2021年以降の契約を結んだことを発表している。
フェラーリでは12日(火)にセバスチャン・ベッテルと2020年シーズン限りで決別することを正式発表したばかりだった。
今回の発表にあたり、サインツとチーム代表のマッティア・ビノットはそれぞれ次のように語っている。
■カルロス・サインツ「フェラーリでの将来にワクワクしている」
「2021年にスクーデリア・フェラーリでドライブできることをすごくうれしく思っているし、今後に向けてすごくワクワクしているよ」
「まだマクラーレン・レーシングとともに送る重要な1年が残っているし、彼らと共に今シーズンを戦うことを本当に楽しみにしている」
■マッティア・ビノット「ルクレールとサインツは最高のコンビ」
「彼はすでに5年の経験を持っているし、非常に才能があり、我々のファミリーの一員として理想的にフィットするだけの技術的能力と適正な資質を有している」
「我々は再びF1のトップに返り咲くための新たなサイクルに乗り出したところだ。長い旅になるだろうし、困難なこともあるだろう。突然の変化が起こりつつあり、しばらくの間は異なるやり方でこの挑戦に取り組むことが求められている現在の財政的かつ規制的状況からすればなおのことだ」
「我々としては、スクーデリアの過去50年の歴史の中で最も若いペアであり、才能と人格を兼ね備えたシャルルとカルロスのドライバーペアは我々の定めた目標に到達するための最高のコンビネーションだと信じている」