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フェラーリがヒント「ベッテルの後任は若手ドライバー」

2020年05月14日(木)17:26 pm

フェラーリの設立者エンツォ・フェラーリの息子であり、現在フェラーリの副会長を務めているピエロ・フェラーリが、2021年には現在22歳のシャルル・ルクレールともうひとりの“若手ドライバー”によるドライバーラインアップとなるだろうと示唆した。

2015年からフェラーリのドライバーを務めていたセバスチャン・ベッテルが2020年シーズンをもって離脱することが明らかとなったが、現時点での情報によれば、その後任として2021年にフェラーリマシンを駆ることになるのは現在マクラーレンに所属するカルロス・サインツだと考えられている。

うわさによれば、現在25歳のサインツとフェラーリはすでに2021年の契約を結んでおり、早ければ今週中にもそれが正式に発表される可能性もあると言われている。

スペインの『Marca(マルカ)』は、サインツに近い関係者が「全て順調に進んでいる」と語ったと報じている。

そうした中、ピエロ・フェラーリは『Quattroruote(クアトロルオーテ) Q-Talks』に次のようなヒントを語っている。

「我々はシャルル・ルクレールの傑出した才能と知性を信頼し続けるが、その横でもうひとり若いドライバーがドライブすることになれば、私は非常にうれしいと思う」

ピエロ・フェラーリは、その“若いドライバー”というのは「F2から昇格する新人という意味ではなく、すでに数年の経験を有している若手ドライバーのことだ」としている。

こうした発言からも、来季ルクレールのチームメートになるのはサインツで間違いないとの見方が強くなってきているようだ。

一方、やはりフェラーリ移籍の可能性があると言われていた30歳のダニエル・リカルド(ルノー)に関してはサインツの抜ける穴を埋める形でマクラーレンに加入する可能性が高いと考えられており、こちらに関しても今週中には正式発表になるだろうとのうわさが強くささやかれている。

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