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ダニエル・リカルド「7月の契約交渉じゃ遅すぎる」

2020年05月11日(月)18:38 pm

ダニエル・リカルド(ルノー)が、新型コロナウイルスによりレースができない状況となっている今、自分の将来について不安を感じていると認めた。

2019年にレッドブルからルノーへ驚きの移籍を決断したリカルドだったが、その年のルノーF1マシンには戦闘力がなく、マクラーレンにも抜かれてコンストラクターズランキングは前年の4位から5位に下がってしまった。

2019年は第14戦イタリアGPでの4位が最高成績だったリカルドは、ルノーとの契約が満期を迎える2020年限りでチームを離脱する可能性もあると考えられている。

実際のところ、ルノーF1のチーム代表を務めるシリル・アビテブールやアドバイザーを務める元F1チャンピオンのアラン・プロストもリカルドが今年限りでチームを去る可能性があると認めている。

仮にリカルドがルノーを抜けた場合、その後任候補のひとりはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)だとも考えられている。

フェラーリの内部事情に精通しているジャーナリストのレオ・トゥッリーニはテレビ局『Sky Italia(スカイ・イタリア)』に次のように語っている。

「私が知る限り、ベッテルはマクラーレンとルノーからオファーを受けている。だが、彼がそれらのオファーにどれほど興味を持っているかどうかは分からない」

そして、仮にベッテルがフェラーリを離脱した場合、その代わりにフェラーリに行くのではないかとうわさされているのが現在マクラーレンに所属するカルロス・サインツ、そしてリカルドだ。

だが、リカルドは新型コロナウイルスによって状況は非常に複雑化していると認めている。

「今の状況によってあらゆることが一層難しくなっているよ」

『Sky Italia(スカイ・イタリア)』の独占インタビューでそう語ったリカルドは現在F1が7月初旬にオーストリアのレッドブルリンクで今季最初のレース開催を計画していることに言及しながら次のように付け加えた。

「僕はルノーと契約更新についての話をしたいと思っている。だけど、7月ではかなり遅いと思うよ」

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