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「トト・ヴォルフがチーム運営に関わることはない」とレーシングポイントのボス

2020年05月01日(金)19:23 pm

レーシングポイントのチーム代表を務めるオットマー・サフナウアーが、現在メルセデスF1チームを率いているトト・ヴォルフが今後自分たちのチーム運営に関与することはないと主張した。

2018年までフォース・インディアと呼ばれていたチームだが、カナダの大富豪として知られるローレンス・ストロールによって買収され、2019年にはレーシングポイントとチーム名が変わっている。

そのストロールは今年1月にイギリスの高級自動車会社であるアストンマーティンを買収。現在は同社の会長職に就いている。

ストロールは2021年からレーシングポイントをアストンマーティンのワークスF1チームとする計画をしており、チーム名ももちろんアストンマーティンに変わることになる。

そして、最近メルセデスF1チームCEOのヴォルフもアストンマーティンの株を取得したことが明らかとなった。このため、ヴォルフがメルセデスと別れ、アストンマーティンF1チームの運営に関わることになるだろうと予想している者も多い。

テレビ局『Sky(スカイ)』から、アストンマーティンにとってヴォルフは有益な存在になると思うかと尋ねられたサフナウアーは次のように答えた。

「ああ、もちろんだよ。彼はメルセデスで素晴らしい仕事をやってきたからね」

「だが私は、例えば、彼が我々のチームに関与するとは思えないよ」

「自動車会社の株を持っていることと、損失を生むF1チームの株を持つのは全く違うものだからね」

サフナウアーは、実際のところ、ヴォルフとは今年のF1開幕戦のために訪れていたメルボルンで話したのが最後だと語り、次のように続けた。

「最近のテレビ会議で何度か彼を見たけれど、私はその質問を彼にしたりはしなかった」

「私もトトのことは知っているが、彼は絶対に正しいと思っている。株価と傾向を見れば(アストンマーティンの株式を)買うにはいい時だったよ」

そう語ったサフナウアーは次のように付け加えた。

「トトはあの手のことに関しては抜け目がないんだ。彼はああいうやり方でちょっとした小遣い稼ぎをしてきたしね」

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