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2020年F1シーズンがスタートできるのはいつ?

2020年03月16日(月)16:57 pm

新型コロナウイルスの状況がさらに深刻度を増している中、2020年のF1シーズンがいつ本当にスタートできるのかも分からない状況となっている。

現時点では開幕戦オーストラリアGP、第2戦バーレーンGP、第3戦ベトナムGP、そして第4戦中国GPまでの4レースについて中止もしくは延期が確定している。

F1ではまだ第5戦オランダGP(5月3日決勝)以降のレースについては状況を見ているところだが、実際のところシーズン開幕は5月末ころまでずれこむだろうとの見込んでいるとしている。

実際のところ、現時点ではヨーロッパ全土が新型コロナウイルスの脅威にさらされる状態となっており、第7戦モナコGP(5月24日決勝)までの開催は絶望的だという見方が強いようだ。

そして、今季のF1初開催は6月7日に決勝が予定されている第8戦アゼルバイジャンGPになるのではないかと予想しているメディアも多い。

だが、最近の報道によればアゼルバイジャンでもスポーツイベントなどの開催を中止する動きがでてきており、バクー市街地サーキットで予定されているF1開催も予断を許さない状況となっているようだ。

事実、アゼルバイジャンGPに関してもすでに延期についての話し合いが開始されていると伝えられている。

だが、F1モータースポーツ担当マネジングディレクターのロス・ブラウンは、全22戦で予定されていた2020年シーズンのうち17戦か18戦、あるいはそれ以上開催できるのではないかとの期待を抱いていると『Sky(スカイ)』に語り、次のように付け加えている。

「今シーズンはスタートが遅れることになる。だが、これまで同様楽しめるものになるだろうと思っているよ」

伝えられるところによれば、F1では今季のレーススケジュール全体を見直し、通常であれば夏休みとなる8月にもレースを行うことや、レース週末を3日から2日に短縮することで連続開催の回数を増やして延期が決まっているレースを割り振っていくことを検討しているという。

こうした状況に関し、ドイツ出身元F1ドライバーであるクリスチャン・ダナーは、テレビ局『RTL』に次のように語っている。

「今シーズンの計画見直しに関しては良識ある決定が行われることを期待している」

「チームたちは現在隔離状態に置かれている。だから、今後どうなっていくのか、そしていつシーズンを開始することができるようになるのか、様子を見ることにしよう」

「早めの夏休みをとることになると予想することができると思っている。だが、状況が今後どう展開していくのかを今日の時点で予測することはできない」

メディアの中には、延期が決まった中国GPとベトナムGPを10月にスケジュールし直す可能性があると報じているところもある。その場合には日本GP以降のスケジュールを計画よりも後ろにずらすことになり、最終戦アブダビGPは年を越えて2021年1月に開催される可能性もあるという。

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