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【F1:2/4】空白の12時間に何があった?「現地、時差10時間のFIA、空の上のF1ボス」:数々の危機を経験したロス・ブラウンが真相を語る

2020年03月14日(土)19:24 pm

マクラーレンのチームメンバーが新型コロナウイルスで陽性反応を示した木曜日、F1開幕戦オーストラリアGPを欠場することを決めた。その直後、シーズン開幕戦を中止するための一連の会議と議論が行われた。公式サイトF1.comでは、F1モータースポーツ部門トップのロス・ブラウンがこの決定に至った経緯を説明している。

■F1の対応:空白の12時間に何があった?

メルボルンでマクラーレンが棄権を発表してから、F1、FIA、オーストラリアGP主催者が共同声明を発表するまで、12時間もの時間がかかった。その間に何が起こっていたのだろうか?

「チーム、医療当局、FIA、プロモーターとの協議が行われたんだ」

「私は一晩中起きていた。対処すべき問題がたくさんあったんだ。チームを再び集めて会議を開かなければならなかった。それにはすべて時間がかかるんだ」

「F1は完全な独裁ではない。私たちは決定を下すことができないんだ。考慮すべき要因は非常にたくさんある。私たちは、非常に多くの利害関係者とともに正しい結論に達することができたと思う」

「ヨーロッパのタイムゾーン(時差10時間)でヨーロッパにいるFIAと話していて、(FIA会長の)ジャン・トッドと話をしなければならなかった。

「(F1 CEOの)チェイス(・キャリー)はベトナムとここを行き来していて、残念ながら空の上にいたんだ」

「とてもストレスフルだった。12時間ですべてを処理したことを考慮すると、重要なことは、良かったということだ」

■【全4話】数々の危機を経験したロス・ブラウンが真相を語る
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