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「ヒュルケンベルグのF1復帰は難しい」とティモ・グロック

2020年03月13日(金)18:45 pm

ドイツ出身の元F1ドライバーであるティモ・グロックが、同郷のニコ・ヒュルケンベルグが再びF1グリッドに並ぶのは難しいだろうと語った。

2010年にウィリアムズでF1デビューを飾ったヒュルケンベルグは、翌年はシートを喪失したものの2012年にはフォース・インディアでF1復帰。2013年にはザウバーに移ったものの2014年には再びフォース・インディアに戻り、2017年にはルノーのワークスチームへと移籍していた。

しかし、ルノーは2019年限りでヒュルケンベルグとの契約を更新せず、ヒュルケンベルグは表彰台に上ったことがないF1ドライバーとしての最多出走記録を保持したままF1の表舞台から姿を消してしまった。

ヒュルケンベルグは2021年以降のF1復帰を目指すとしている。だが、グロックは32歳のヒュルケンベルグはもうF1はあきらめてDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に目を向けるべきだと考えている。

「いったん(F1を)離れたドライバーにとって復帰は困難なものだよ」

グロックは『ran.de』にそう語ると、次のように続けた。

「常に多くの若いドライバーが台頭してくるし、中にはスポンサーを連れてくる者だっている。経験あるドライバーとは言え、復帰するのは難しいんだ」

「DTMにとっては、彼のような経験のあるビッグネームが来てくれるのは素晴らしいことだよ」

「ニコがDTMのマシンに乗るのを本当に見たいと思っているよ」

かつてトヨタやヴァージンなどでF1ドライバーを務めていたグロックは37歳となった現在もBMWチームRMGでDTMドライバーとして活躍している。

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