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【F1テスト】初トップタイムのフェラーリ、速いの?遅いの?コースサイドでの感想

2020年02月28日(金)6:02 am

2020年2月27日(木)、バルセロナ・カタルーニャサーキットで第2回F1合同テスト2日目、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が最も軟らかいC5コンパウンドのタイヤで1分16秒841という合同テストで3番目に速いタイムを記録。この日は145周を走行し、フェラーリにとっては初めてのトップタイムとなった。

●【F1テスト2・2日目タイム】アルファタウリ・ホンダ2番手!フェラーリがトップタイム

■フェラーリはどこまで速い?

F1公式サイトで元F1ドライバーのジョリオン・パーマーは今日のフェラーリの速さについて次のように見解を示している。

「ここまで速さを隠してきたフェラーリが、やっとソフトタイヤでどこまで速く走れるのかを示した。しかし、問題はそこまで速くなかった、ということだ。直線スピードがそれほど速くないことから、エンジンモードを安全圏内に設定しているとも考えられる」

「フェラーリは燃料を多く搭載していたのかもしれないが、予選タイムを出す時に使うC5タイヤを選択していることから考えると矛盾している」

「この事から燃料少なめでC5タイヤで出したタイムだと思うが、中団グループとタイムが接近しているようにみえる」

■コースサイドで見たフェラーリ

明日の合同テスト最終日、フェラーリがどこまで速さを見せるのだろうか。TopNews取材チームが合同テスト初日からコースサイドで見ていた感想は、メルセデスほどの速さを感じなかった、というものだ。

「テストでのアプローチを変えた」というフェラーリが、まだ手の内を明かしていないと考えたいが、フェラーリのドライバー2人や関係者からはレッドブル・ホンダほど余裕は感じなかったのが気がかりだ。

F1とともに今年1000GP目を迎える最も伝統あるフェラーリが、“強いフェラーリ”であることを世界中のティフォシが期待している。

●【F1テスト2・2日目レポート】ホンダ2番手!フェラーリが初トップタイム、ハミルトンのメルセデスPUに問題発生

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