レッドブル首脳のひとりであるヘルムート・マルコが、2020年仕様のホンダPU(パワーユニット)を賞賛した。
先週バルセロナで3日間にわたって今季最初のプレシーズンテストが行われたが、そこではメルセデスの2019年型F1マシンをうまくコピーしたレーシングポイントが速さを見せた。
F1関係者の中には、今年トップ3チームであるメルセデス、フェラーリ、レッドブル・ホンダの次に位置するのはこのレーシングポイントだろうと考えている者も少なくないようだ。
だが、レッドブルとそのジュニアチームであるアルファタウリのドライバー責任者として知られるマルコは、レーシングポイントをわずかな差で追っているのがアルファタウリであり、それを可能としたのはホンダだと考えている。
「我々の2つめのチームであるアルファタウリはいい状態にある。スピードに関してはレーシングポイントに迫っているよ」
「これは我々のパートナーであるホンダがオフシーズンにいい仕事をしたことを示すものだ。彼らはPUをあらゆる面で改善したよ」
ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』にそう語ったマルコは次のように付け加えた。
「今ではパワーもさらに増しているし、燃費もよくなり、信頼性もさらに向上しているよ」