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グロージャン「新世代F1ドライバーと僕たちに大きな差はない」

2020年02月11日(火)19:46 pm

“新世代F1ドライバー”と呼ばれるマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)やシャルル・ルクレール(フェラーリ)とベテランF1ドライバーには「大きな違いはない」とロマン・グロージャン(ハース)が主張した。

近年、さまざまなスポーツにおいてアスリートの若年化が進んでいるが、F1も例外ではないようだ。

2015年に17歳でのF1デビューが話題となったフェルスタッペンと今年3年目のF1を迎えるルクレールはどちらも22歳だ。また、昨年マクラーレンから19歳でデビューを飾ったランド・ノリスもベテランドライバー顔負けのパフォーマンスを示しており、F1にも「世代交代」の波が押し寄せていると言われている。

だが、2020年のドライバーの中では40歳のキミ・ライコネン(アルファロメオ)、35歳のルイス・ハミルトン(メルセデス)に次ぐ3番目の年長ドライバーである33歳のグロージャンは、フェルスタッペンとルクレールに関して『Winamax(ウィナマックス)』に次のように語った

「彼らは非常に強いし、幸運なことに素晴らしいクルマも持っている」

「正直に言って、僕たちの世代間にそれほど大きな違いがあるとは思っていないよ。

そのグロージャンは2009年の第11戦ヨーロッパGPでルノーからF1デビューを飾ったものの、2010年、2011年はシートを獲得することができなかった。

だが、2011年にGP2のタイトルを獲得したグロージャンは2012年にロータスのシートを獲得。同じく2年のブランクをへてF1復帰を果たしたキミ・ライコネンのチームメートとして初表彰台を獲得する活躍を見せた。

だが、レースではたびたびほかのマシンとクラッシュすることが多く、ついに第12戦ベルギーGPで多重クラッシュの原因をつくったことで1レースの出走停止処分を受けたという「実績」も持っている。

「僕は7年前にミスを犯したよ。だけどそのことで学ぶことができ、成長することができたんだ」

「重要なのは、誰もけがをしなかったということさ」

2012年シーズンを振り返りながらそう語ったグロージャンは次のように付け加えた。

「僕はできる限り常に前向きな見方をしようと心がけているんだ」

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