レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、昨年通算6回目のF1ドライバーズタイトルを獲得したルイス・ハミルトンはタイトル争いを優位に進めることができるF1マシンがある限りメルセデスを去るようなことはないだろうと語った。
すでにレッドブルとの契約を2013年まで延長したフェルスタッペンは、今年はハミルトンの4年連続、通算7回目となるタイトル獲得を阻止することが目標だと『Auto Zeitung(アウト・ツァイトゥング)』に次のように語った。
「ルイスは歳をとりつつあるし、今は35歳のはずだ」
「彼も永遠にやり続けるわけにはいかないし、どこかの時点で(F1を)やめることになる。だけど、最終的にはそれはルイスではなく、主にチームの状況次第だろうね」
「もし彼がチャンピオンになれるだけのいいクルマをメルセデスが造り続けられるなら、彼がやめてしまう理由はないよね」
最近ハミルトンについて「非常に強いドライバー」ではあるものの「神ではない」とコメントしたことが報じられていたフェルスタッペンだが、今回再び次のように語っている。
「ハミルトン、ベッテル、そしてルクレールはみんな素晴らしいドライバーだよ。だけど、彼らはみんなすごく違うんだ」
「ルイスはものすごく優秀だ。僕は彼のことをすごく強いレーサーだと尊敬しているよ。だけど、ドライバーはかなりの部分をクルマに依存しているんだ」
そう語った22歳のフェルスタッペンは次のように付け加えた。
「もしフェルナンド・アロンソがメルセデスにいたなら、彼は勝てていただろうね。あれほどの支配力を生み出せるチームにいることが重要なんだ」