メルセデスを傘下に置くダイムラーのオラ・シャレニウスCEOが、再びメルセデスのF1撤退のうわさを否定した。
少し前に2月12日(水)に行われるダイムラーの取締役会においてメルセデスのワークスチーム活動を2020年限りで停止し、以後はエンジンサプライヤーとしてのみF1活動を継続することが決議されることになるようだと報じられた。
だが、シャレニウスはその報道は「正しくない」と主張していた。
そして、シャレニウスはこのほど『Auto(オート)』誌に次のように語った。
「我々はF1タイトルを6回連続で勝ち取ってきた」
「これは並ぶものがない成果であり、マーケティングに関してもコストを十分に補えるものだ。だから、非常に利益を生む投資だよ」
だが、こうしたシャレニウスの発言にもかかわらず、メルセデスがF1ワークス活動を止めるのではないかとのうわさが消えるまでには至っていないようだ。
フィンランドのテレビ局『C More(セイ・モレ)』は、大規模自動車メーカーが突然撤退を発表するのはよくあることだと次のように報じている。
「トヨタもそうだったし、BMWもそうだった。モーター・レーシングは彼らのコアビジネスではないからだ」