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ダニエル・リカルド「今年結果を出してルノーに残留するのが最高のシナリオ」

2020年01月09日(木)5:15 am

ルノーと2020年までの契約を結んでいるダニエル・リカルドが、2021年以降に向けた交渉はまだどのチームとも行っていないと主張した。

2018年限りでレッドブルを離脱し、2019年にルノーに移籍したリカルド。すぐにF1タイトル争いに加わることができるとは考えていなかったもののドライバーズランキング9位で終えることになるとは考えていなかったようだ。

多くのドライバーたちの契約が今年で満期を迎えることもあり、F1ルールが大きく変わる2021年に向けてはドライバーの大規模移籍が起きる可能性があると考えられている。

しかし、すでにトップドライバーたちの椅子取りゲームはスタートしており、フェラーリはシャルル・ルクレールとの契約を2024年まで延長。そして7日(火)にはマックス・フェルスタッペンも2013年までレッドブルとの契約を延長したことが発表されている。

当然、F1トップドライバーの1人であるリカルドも水面下で交渉を開始していると考えても不思議ではないだろう。

だが、リカルドは母国オーストラリアの『Sunday Times(サンデー・タイムズ)』に次のように語った。

「(2021年以降の契約は)まだないし、それは個人的な問題でも何でもないよ。僕たちは2021年以降に関してはまだ何の話し合いもしていないだけさ」

「僕は2020年に結果を出して残留したいと思っている。それが最も簡単で一番幸せなシナリオだし、そうなることを願っているよ」

レッドブル時代には通算7勝をあげた実績を持つリカルドが、表彰台に上ることさえまだ難しいと考えられていたルノーへの移籍を発表したときには世界中に驚きが走った。

フランスを代表する大規模自動車メーカーのワークスチームに将来を託したリカルドだったが、2019年はそのルノーがエンジンを供給するマクラーレンにも出し抜かれてコンストラクターズランキングは前年の4位から5位に下降。そして、リカルドもイタリアGPでの4位が最高成績だった。

そのリカルドにはレッドブルからルノーに移籍したことを後悔しているのではないかとの質問が投げかけられるとともに、最近では不振のセバスチャン・ベッテルの後任として2021年にはフェラーリに迎えられるのではないかとのうわさもささやかれている。

「多分、常にそこに話が行くんだよね。僕がイタリア系だからいつもそういううわさが流れるんだ」

そう語った30歳のリカルドは次のように付け加えた。

「だけど、いろんな名前がとびかう中で僕もそこに関連づけられ、話題に上るのはうれしいものだけどね」

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