2019年5月からマクラーレンF1チームを率いているアンドレアス・ザイドルが、2020年にはまだトップ3チームと戦うのは“不可能”だと語った。
かつてWEC(世界耐久選手権)でポルシェを王者に導いたザイドルだが、マクラーレンが本当にトップ争いに加わるには新F1ルールが導入される2021年まで待つしかないと考えている。
「新たなルールの下では我々も改善できるはずだと信じているよ」
「新しい風洞やシミュレーター、それに大きな情熱を抱いている才能ある人々によって、我々が主要チームたちに追い付くことができるという自信がある」
ミュンヘンのローカル紙『TZ』にそう語ったザイドルは次のように付け加えた。
「現時点ではマクラーレンのようなチームが最前列につくことは不可能だよ。メルセデス、フェラーリ、そしてレッドブルにはより多くの予算があるからだ。だが、彼らの方がいい仕事をしたのだとも言わなくてはならないがね」