2020年1月1日、アルファロメオ・レーシングが『PKN ORLEN』と2020年から複数年契約の締結、そしてロバート・クビサがリザーブドライバーとして“チームに復帰”したことを発表した。
ロバート・クビサは、2019年にウィリアムズのレギュラードライバーとしてF1に復帰したものの、マシンの戦闘力が低かったこともあり満足な結果を残せなかった。そしてたった1シーズンでウィリアムズのシートを失ってからその去就に注目が集まっていた。
アルファロメオ・レーシングの母体となっているスイスのレーシングチーム、ザウバーとクビサは、BMWザウバー時代以来の組み合わせ。クビサは2006年に同チームからF1デビューを飾り、3位表彰台を獲得。2008年にはF1初優勝も果たしている。
そのロバート・クビサの就任を後押ししたのはポーランドの石油大手企業である『PKN ORLEN』だ。チーム名は『アルファロメオ・レーシング・ORLEN』となる。
2020年のアルファロメオは、キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィのコンビを継続し、ロバート・クビサがリザーブドライバーを務めることになる。