NEXT...F1開催スケジュール

【レッドブル・ホンダ】2020年には最高の状態で臨めるとクリスチャン・ホーナー

2019年12月26日(木)18:34 pm

レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2020年シーズンにはメルセデスからF1タイトルを奪い返す最大のチャンスが訪れるはずだと考えている。

レッドブルは2010年から2013年にかけてセバスチャン・ベッテル(現フェラーリ)を擁して4年連続でF1タイトルを獲得。だが、2014年にPU(パワーユニット)と呼ばれるハイブリッド方式新F1エンジンが導入されてからはメルセデスが圧倒的な力を見せ、2019年まで6年連続でF1タイトルを独占し続けている。

数字的に見れば2019年も全21戦中メルセデスが15勝を上げ、フェラーリとレッドブル・ホンダが3勝ずつで並ぶ形となっており、過去数年と同じような展開となったのは事実だ。

しかし、ホーナーはルノーに代わる新エンジンパートナーとして迎えたホンダの進歩度合いや来年もF1ルールがほとんど変わらないということを考えれば、2020年にはレッドブルがメルセデスやフェラーリをしのぐ存在になる可能性も高いと考えている。

「我々は2013年シーズン後にレギュレーションが変わって以来最高のポジションにいると思っているよ」

そう語ったホーナーは次のように続けた。

「若手に投資するのがレッドブルの哲学なんだ。そしてこのビジネスのあらゆる分野において若い才能が芽を出しつつある。これはその投資の配当が戻り始めており、チームも力を蓄えてきているということだよ」

「来年は最初から競争力を発揮する必要がある。来年もメルセデスが指標となることに違いはないし、彼らに挑戦するためには最初のレースから彼らに仕掛けていくことが必要なんだ」

「現在、我々のファクトリーではその期待が本当に高まっているんだ。我々はそれを力に変え、2019年のいい勢いをさらに伸ばしていく必要がある」

「来年に向けては全ての点において持続性がある。空力、エンジン、そしてタイヤのレギュレーションは変わらないし、それに加えてドライバーラインアップも同じだ。これは今年学んだことを全て来年に生かすことができるということだよ」

そう語ったホーナーは、次のように締めくくった。

「もうオーストラリアGP(2020年F1開幕戦/3月15日決勝)まで100日を切っているし、ファクトリーはクルマの準備にアクセル全開で取り組んでいるよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック