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F1オーナーからアロンソ獲得を打診されていたレッドブル

2019年12月12日(木)17:15 pm

レッドブルのヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が、F1オーナーのリバティ・メディアからフェルナンド・アロンソにシートを与えられないかどうかを打診されていたことを明らかにした。

実力的にはF1でもトップレベルにあると考えられていたアロンソだが、通算3回目のF1ドライバーズタイトル獲得を実現するチャンスを失い、2018年シーズン限りでF1を引退している。

だが、2017年からF1運営に乗り出したリバティ・メディアとしては、スタードライバーであったアロンソをなんとかF1復帰させたいと考えていたようだ。

マルコは、リバティ・メディアが2019年の夏にレッドブルでアロンソのためにシートを用意できないかと打診してきていたとドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』に語り、次のように続けた。

「我々はすぐに答えたよ。アロンソは必要としていないとね」

マルコはさらに、2015年から3年間に及んだアロンソとマクラーレン・ホンダのプロジェクトに言及しながら、次のように付け加えた。

「うまくいかないよ。我々のエンジンパートナーはホンダだしね。彼らはアロンソの名前を聞いただけで頭痛を起こしてしまうんだ」

一方、2018年からエンジンをルノーにスイッチしたマクラーレンは2019年にはコンストラクターズランキング4位にまで盛り返してきた。だが、アロンソが近い将来再びマクラーレンに復帰する可能性もないようだ。

マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザック・ブラウンは、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に対し、現在ドライバーを務めているカルロス・サインツとランド・ノリスに言及しながら次のように語った。

「現在の2人のドライバーたちはどちらもF1チャンピオンになれる可能性を秘めていると確信しているよ」

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